-Ibaraki Principals Association –

稲敷市 【県南ブロック】

令和5年度稲敷市校長会 会務計画

人工知能(AI)、ビッグデータ、Internet of Things (IoT) ロボティクス等の先端技術が高度化してあらゆる産業や社会生活に取り入れられたSociety5.0時代が到来しつつあり社会の在り方そのものがこれまでとは「非連続」と言えるほど劇的に変わる状況が生じつつある。また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大などによる先行き不透明な「予測困難な時代」となってきている。

このように急激に変化する時代の中で、我が国の学校教育には、一人一人の児童生徒が、自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが必要である。そのためには、今まで行われてきた「日本型学校教育」の成果と課題を踏まえた上で、必要な改革を躊躇なく進めることで、従来の日本型学校教育を発展させ、「教育振興計画の理念(自立・協働・創造)の継承、学校における働き方改革、GIGAスクール構想の実現、新学習指導要領の実施を踏まえて、「令和の日本型学校教育」を実現することが不可欠である。本市においては、「稲敷市教育振興基本計画」「稲敷市教育大綱」において、「明日の稲敷を担う子どもたちを育てます」「楽しく学び続ける環境をつくります」を施策の基本方針として、稲敷市の次世代を担う子どもたちに夢と希望を育み、自らの未来を切り拓いていく力「生き抜く力」を成するため、学校家庭・地域のそれぞれの果たすべき役割を改めて見直すとともに、社会全体で子どもたちを育てる仕組みを作ることを目標に掲げている。

このような国市の動向と新型コロナウイルス感染症予防を踏まえた上で、これまでも取り組み続けてきた学力向上を始め、規範意識や社会性の醸成、体力の向上、いじめ、不登校問題への対応、児童生徒の健康及び安全・安心の確保等のより一層の充実と、就学前教育の充実のための幼児教育・保育との連携及び円滑な接続等により、子どもたちの社会性と自主性・自立性をこ幼保小中の教育活動で一貫して育んでいかなければならない。校長には、保護者や地域社会の願いと自らの使命に真摯に向き合い、将来の日本や郷土を担っていく子どもたちの可能性を引き出す活力に満ちた信頼される学校づくりを推進していくことが求められている。

稲敷市校長会は、先達の築かれた業績と精神を継承し、いばらき教育プランや学校教育指導方針、稲敷市教育振興基本計画を踏まえるとともに、GIGAスクール構想に基づいて他市町村に先んじて配備された1人1台タブレット端末を効果的に活用し、基礎的・基本的な知識・技能の確実な習得と思考力・判断力・表現力の育成、主体的に学習に取り組む態度の育成等のバランスを図りながら「生きる力」の育成に努める。さらに、確かな学力と豊かな心をもち、郷土愛に満ちた、未来を拓くたくましい児童生徒の育成のために、英知と情熱を結集して、教育の一層の充実を図り、保護者や地域社会の信頼と期待に応えたい。

≪会務方針≫

1 三者合同研修共通テーマ

すべての子どもの可能性を引き出す活力に満ちた信頼される学校づくり

2 活動目標

(1) 学習指導要領の趣旨を生かし、一人一人の豊かな学びの実現に向けた特色ある教育課程の編成実施と評価・改善を通して、確かな学力、豊かな人間性、健やかな体の育成に努める。
(2) 児童生徒が、 夢と希望をもち、共に生きることの大切さを実感し、一人一人のかけがえのない命を尊ぶ教育の推進に努める。
(3) 研究と修養に励み、 教育の専門家としての確かな力量を備え、広く社会から尊敬・信頼される教職員の育成に努める。
(4) 児童生徒の安全・安心を確保するとともに、 学校・家庭・地域社会との協働体制を つくり、地域と一体になって児童生徒を育む 「地域とともにある学校づくり」 の推進に努める。
(5) 国際化社会、 高度情報化社会、 少子高齢化社会及び科学技術の進展や地球環境の の変化等に適切に対応する教育活動の推進に努める。

3 本年度の重点課題(◎は最重点課題)

(1) 学習指導や生徒指導等、 主に児童生徒に関わること
◎児童生徒の学力の向上 (「個別最適な学び」 と 「協働的な学び」 を一体的に充実 させ、 「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善)
◎学校の課題に応じたカリキュラムマネジメントの確立
〇特別活動の充実による教育活動の活性化
○一人一人を大切にした不登校・いじめを生まない学校づくり 特別支援教育とインクルーシブ教育の充実
〇「特別の教科 道徳」 の充実
○ 小学校高学年の外国語科と中学年の外国語活動への対応
〇シティズンシップ教育の推進

(2)主に教職員に関わること

◎児童生徒に効果的な教育活動を持続的に行うための働き方改革の推進
◎キャリアステージに応じた教職員の育成
○ 人材育成のための教員評価・人事評価のあり方

(3)その他学校経営全般に関わること

◎こ幼保小中連携の充実と地域とともにある学校づくり
◎ 信頼される学校づくりのための危機管理・学校安全

4 推進の重点

(1)組織活動の充実強化

① 本部役員会を定期的に開催し、会務の推進、 調整にあたる。 特に、コロナ禍における学校行事等の在り方については、役員会を中心に、市教育委員会を始めとする関係機関との相談及び連絡、調整を図る。
② 新任者等の支援に組織として取り組む。
③ 行事調整委員会は、 副会長1名が委員長となり、 各種教育機関、団体との連絡を密にし、行事の精選及び調整、組織の調整及び研究にあたる。
④ 専門委員は、 県学校長会専門委員として、 専門的な活動を行う。

(2)研修、調査活動の充実

① 研修テーマに即したレポートや資料をもとに、 グループ協議を中心とした研修会 を行う。 特に、 コロナ禍における学校経営の在り方については、 市内で十分な共通 理解を図り、 同一歩調で学校運営ができるよう研修の充実を図る。
②研修委員会は、教頭会・教務主任会との連携を図り、研修の充実に努める。
③ 本会の研修課題の解決と本市教育発展のため、計画的に研修会を行う。
④ 研修会では、 学校の課題解決のための協議及び情報交換を行う。
⑤各種大会に代表を派遣する。 参加は県の割当による。
 全連小関プロ小東京大会
 関地区中山梨大会、 全日中大分大会

(3)各種教育機関、団体との連絡・連携

①各種教育機関、団体の年間行事の調整を行う。(行事調整委員会)
②教頭会・教務主任会と連携し、各会運営の充実を図る。
③連携機関団体は次の通りである。

ア 全国小学校長会
エ 県南ブロック校長会
キ 稲敷市教育研究会
コ 小学校体育連盟
ス 稲敷市園長会

イ 関ブロ小中学校長会
オ 稲敷郡校長会
サ 稲敷市教頭会 
コ 体育連盟
セ ・退職校長会
  ・退職公務員連盟

ウ 県学校長会
カ 県教育研究会
ケ 稲敷市教務主任会
シ 市PTA連絡協議会

(4)渉外活動を推進する。

5 その他

(1) 慶弔は、 規定により行う。

令和5年度 稲敷市校長会役員

会長根本 千勝江戸崎小学校
副会長吉原 誠一
小松原 剛
高田小学校
桜川中学校
幹 事庶務 鴻巣 伸二
会計 若林 克治
あずま北小学校
沼里小学校
監 事池田 尚人
細谷 順一郎
江戸崎中学校
桜川小学校

◎ 県学校長関係

常任評議員根本 千勝
評議員根本 千勝
小松原 剛
連絡幹事鴻巣 伸二
若林 克治
小学校部長根本 千勝
中学校部長小松原 剛
行財政委員亀山 浩二
法制委員石崎 和雄
調査委員〇亀山 浩二
広報委員〇石崎 和雄
教育センター評議員
働き方改革推進委員亀山 浩二

◎ 市校長会関係

研修部長 細谷 順一郎
副部長 大谷 次男
    星野 照明
小体連 委員長
中体連 会長小松原 剛
教育会 会長
    副会長
大谷 次男
細谷 順一郎
行事調整委員長吉原 誠一
市P連大谷 次男
(市P連担当校長)
広報(創)星野 照明
先輩を囲んで教育を語る会
(※監事が担当)
池田 尚人
細谷 順一郎

◎ 市教育研究会

会長斗沢 孝浩
副会長大谷 次男  細谷 順一郎

◎ 学校運営研修会(相談役)

  鴻巣 伸二   星野 照明   亀山 浩二   石崎 和雄
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