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活動の概要

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令和5年度を迎えて

茨城県小中学校教頭会
会長 上宮 正人


 令和5年度は、新型コロナウイルス感染症が季節性インフルエンザと同じ5類に移行され、いろいろなことがコロナ禍前に戻り始めた年だと言えます。児童生徒の活動制限が緩和されることは喜ばしい限りですが、単に元に戻すのではなく、副校長・教頭として、コロナ禍での経験をプラスし、「進化」した学校の新しい生活様式を創造していく使命があると感じています。
 まずは、年度末に退職等で本会を退会されました51名の副校長・教頭先生には、本会の運営に多大なるご尽力を賜り、深く感謝申し上げます。また、今年度、本会には190名の新会員が入会されました。新会員の皆様を心より歓迎申し上げます。本会は、総勢756名の政策提言能力を備えた職能研修団体として、本年度も活動を推進して参ります。
 さて、現在の学校現場は教員不足という深刻な課題に直面しています。年々教員採用試験の倍率が下がり、教員の質の低下も心配されています。遅々として進まない「働き方改革」が根源にあることは間違いありませんが、国もやっと重い腰を上げようとしています。我々副校長・教頭は、この状況を嘆いているだけではなく、学校現場としてできることに取り組んでいきましょう。それが学校行事等の内容削減であり、人財育成です。教職員からの相談に「ここまでの内容でやってみよう」と決断するのは、まず副校長・教頭だからです。人材育成については、既に各校で取り組んでいることと思いますが、活力のある教員を育てることが児童生徒のためだけでなく、将来の管理職候補も育てることにつながるからです。我々副校長・教頭は、働く学校は違っても、同じ職種の仲間を信じて活動を推進することで、後輩へ一筋の光を灯していければと思います。
 最後に、2年後の令和7年度には、全国公立学校教頭会研究大会茨城大会が、7月31日・8月1日の2日間、水戸市民会館を中心に開催されます。参集で1,500名、オンラインで2,000名が参加するハイブリッド大会です。本会の根幹をなす研究活動の一環として、皆様の力を集結させて取り組んで参りたいと考えています。会員の皆様のご協力をお願いいたします。

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