<期日> 令和元年5月31日(金)

<会場> ザ・ヒロサワ・シティ会館(茨城県民文化センター)

 

1 開会行事    

○主催者あいさつ

茨城県養護教諭会長

 令和元年がおめでたい雰囲気の中でスタートし1ヶ月になります。時の流れに区切りを設けることで人は気持ちをリセットし,次からの時間を新たな希望とともに踏み出す機会としているのだと思います。平和で希望に満ちた時代になってほしいと心から願っています。
 そんなお祝いムードの中,インフルエンザや麻しんの流行,県内の中学生が自ら命を絶つという悲しい出来事もありました。いじめ,虐待,熱中症など子どもたちの健康や安全を脅かす案件は後を絶ちません。学校や養護教諭に求められるものはますます増えていると実感します。それらに適切な対応がとれるように養護教諭の力量を養っていかなければなりません。今回の研修がその有効な場となればと思います。
 本日,ご臨席いただきました退職養護教諭の先生方,本当にありがとうございます。永きにわたり養護教諭として学校保健活動を推進し,心身ともに健康な児童生徒の育成に貢献なさったこと,また,本会の会員・役員として本会を支えていただきましたことに心から感謝申し上げるとともに,ますますのご健康とご多幸をお祈りいたします。
 消防署跡地駐車場は今年度いっぱい使用できるということです。加えて,文化センターは3年間,ザ・ヒロサワ・シティ会館と名称が変更となりますことをご承知おきください。

 

茨城県学校保健会長

 令和の新しい時代を迎え,リフレッシュされておられるのではないでしょうか。
養護教諭の皆様には,尿・心臓病検診結果検討委員会等に委員として携わっていただいており,ご協力に感謝申し上げます。
 今日のめまぐるしい社会情勢の変化により,いじめ,不登校などの心の健康問題,生活習慣,食物アレルギー,性,薬物,虐待など子どもたちの多種多様な問題に対して細心の注意をはらうことが求められています。先日の千葉での児童虐待死などは全職員共通理解のもとでの対応が必要であり,川崎市のような殺傷事件から児童生徒を守るためには,社会全体で取り組まなければなりません。養護教諭への期待はますます大きくなっています。関係機関や医療機関とも連携を図りながら対応していただきたいと思います。
 全国医師会にて教員のメンタルヘルスサポートが話題になり,養護教諭の働き方改革を訴えました。養護教諭の増員も含め先生方のライフワークをサポートしていきたいと考えております。

 

○来賓あいさつ

茨城県教育庁学校教育部保健体育課長

 いじめ,虐待,自然災害,生活習慣等,子どもを取り巻く様々な心身の健康課題に対して,迅速かつ適切な対応が求められています。日常の健康観察,来室状況,健康相談,健康診断等で子どもたちの変化を見逃さないことが重要です。「現代的健康課題を抱える子供たちへの支援~養護教諭の役割を中心として~」(文部科学省)をぜひ活用していただきたい。
 また,今年度の事業として,養護教諭研修会と学校保健推進訪問を実施いたします。今後とも学校保健の充実にむけてご尽力いただきますようよろしくお願いいたします。

  

○退職者(永年勤続)感謝状贈呈

ご挨拶(笹川まゆみ先生)

 誇りを持って養護教諭を退職できます。養護教諭の役割は子どもたちの心の代弁者であることです。今後も養護教諭の仕事とは何かを探求していきたいです。学校生活を共に過ごすこと,存在していること,日々繰り返される「養護」を大切になさってください。

 

ご挨拶(小口博子先生)

 日ごろ感じている養護教諭について「能」になぞらえてみると,主役の「シテ」は子どもたち,「ワキ」の役は養護教諭ではないかと思います。養護教諭も真っ白な気持ちで接することができる存在です。話しやすいお姉さんや,世話好きのおばさんという立ち位置です。あいまいで,バランスのとれた位置にいるのが養護教諭です。他の専門職とは違うその感じがいいのです。それでいいと思っています。

 

ご挨拶(春山眞理子先生)

 現在新採の養護教諭の指導にあたっています。若い頃に研修したことをなかなか実践できず,後になって実践できたという経験がありました。若い人たちの力になれなかったという思いもあり,少しでもお役に立てればと思っています。健康教育を進めるためには同じ学校の先生たちの協力が不可欠です。若い先生方の知識とベテランの先生方の力を合わせて,また,地域の養護教諭同士で交流,研修していってほしいと思います。

 

 

2 総会

○平成30年度事業報告

○平成30年度決算報告

○会計監査報告

○令和元年度事業計画

○令和元年度予算

○新会員紹介

 

 

3 諸連絡  

茨城県教育庁学校教育部保健体育課 根本久美子 先生
茨城県警察本部生活安全部心身安全対策課長補佐 菊池康雄 様

児童虐待への対応について,県内でも検挙数増加している。養護教諭の皆様にも早期発見のために積極的に情報提供をお願いしたい。
①原因不明の外傷発見(衣服に隠れた部分にも注意する。不衛生な服はネグレクトの可能性。)
②欠席者の安否確認(直接訪問による安全確認を。)
③拒否,居留守を装う保護者への対応(警察に情報提供を。)
④スクールサポーターの活用(警察OBが定期的に訪問活動を行っている。)

 

 

4 平成30年度 健康教育指導者養成研修 参加報告

桜川市立坂戸小学校 入江 康代 先生
鹿嶋市立平井中学校 佐藤裕季子 先生

平成30年9月18日(火)~21日(金)までの4日間,独立行政法人教職員機構(つくば市)にて行われた文部科学省主催の研修に参加された先生方より,研修の内容についての報告がありました。(要項資料参照)

 

 

 5 講演 「保健室改造計画~子どもに向き合う時間を増やすための整理収納~」

親・子の片づけマスターインストラクター  加藤 真由美 先生

(1)整理収納の基本について

今の子どもたちは家庭科で片づけを学習するそうです。1日12分捜し物をすると,1年では72時間にもなるとのことです。養護教諭自身のゆとりを生み出すためにも片づけの重要性を感じました。 

(2)保健室の片づけ7つのステップ

ワークシートを使い自分自身の保健室を思い浮かべながら7つのステップを確認しました。先生が片づけに関わった保健室のビフォー・アフターはとても参考になりました。

(3)居心地のいい保健室に必要な3つの間

すっきりとした癒しの空間,効率的な時間が過ごせること,そして信頼できる養護教諭がいること(人間)という3つの間を,ぜひ目指してみたいと思いました。自分自身にとって居心地のよい保健室であることも大切にしたいと感じました。一つでも実践していくことが保健室改造の第一歩につながると感じました。

 

<連絡>

  • 学校保健会より…関東甲信越静ブロック大会の参加案内を県立学校の皆様に配付しました。小中学校の皆様には教育委員会をとおしてご案内済みです。HPもご覧ください。
  • 第2回研修会に係る事前アンケートについて…教育情報ネットワークのアンケート機能を使って,又はFAXで回答をお願いします。締め切りは6月30日です。
  • 学校保健安全指導者研修会と第2回養護教諭会研修会が85()に予定されています。出欠については,文書の内容をご確認の上検討してください。

 

*長時間の研修お疲れ様でした。研修会の感想や反省点などは各地区の理事さんにお伝えください。

*今後とも会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。