令和6年度研究のテーマ
社会的・職業的自立に向けたキャリア教育の在り方
~小学校からの発達の段階に応じた 体系的な基礎的・汎用的能力の育成を通して~
本年度の努力点
1 キャリア教育の方針の理解促進と教育課程への明確な位置付け
(1)各学校におけるキャリア教育に関する方針の明確化
 ○ 子どもの発達段階に応じた課題や、それぞれの地域や学校の実態等を踏まえ、全体計画、指導計画の見直しと改善を図る。
 ○ 小中連携、小中一貫教育を視野に入れたキャリア・パスポートの推進
(2)教育活動全体を通したキャリア教育の取組
 ○ キャリア教育との関連を教育活動全体を通じて明確にする。
(3)SDGsを生かした持続可能な社会づくりへの取組
 〇 自分に気付き、未来を築くキャリア教育としてのSDGs
2 重視すべき教育内容・指導方法の研究と評価・課題
(1)多様で幅広い他社との人間関係の形成
 ○ 地域社会やNPO等の学校外の教育資源と連携・協力
(2)体験活動の効果的な活用
 ○ 職場見学や職場体験活動等を通じた体系的な指導の推進
(3)社会・経済の仕組みや労働者としての権利・義務等についての理解促進
 ○ 社会、経済、雇用などの基本的な仕組みとしての知識・理解
 ○ 税金、社会保険、年金や労働者としての権利・義務などの社会人・職業人としての知識・理解
(4)創意あるPDCAサイクルの推進
 ○ 各活動の発達目標や評価項目の設定と評価・改善
3 教職員の意識・指導力向上と活動実態体制の整備
(1)教職員の意識や指導力の向上
 ○ すべての教職員がキャリア教育を正しく理解し、その意義と必要性を十分認識し、実践する。
(2)効果的な実施のための体制整備
 ○ 家庭・地域社会と連携して、効果的に指導する。
活動内容
1 専門委員会の事業について
①「中学生活と進路」編集委員会…進路指導資料「中学生活と進路」の資料の編集
  県版の部分を編集する。原稿は主に秋ごろに執筆。
  令和7年度の「中学生活と進路」の改訂(県版カラー化)につき、今年度は記載事項の検討(データの差し替え)の他、写真等の差し替えを行う。
② キャリア研究調査委員会…主として高校入試制度に関する調査を実施
  調査項目の作成、実施計画の立案、調査の実施、集計、結果の考察、報告書作成
  アンケート調査は、教育情報ネットワークのアンケート機能を使って実施する。
年間事業計画について
令和6年度 事業計画(案)
| 月 | 事業内容 | 
|---|---|
| 4 | キャリア教育研究部組織編成(事務局) 茨城県就職問題検討会議(部長) | 
| 5 | 県立高等学校等入学者選抜方法協議会(部長) | 
| 6 | 第1回郡市部長研修会(書面) 関東甲信越地区中学校進路指導連絡協議会理事会 七都県高校進学問題協議会(副部長)東京都 | 
| 7 | 第1回「中学生活と進路」編集委員会(中) 全国中学校進路指導・キャリア教育連絡協議理事会及び全国大会(部長) 分科会発表:守谷市立御所ケ丘中学校 私学協会との代表者連絡会議(部長) | 
| 8 | 夏季研修会及び研究発表大会 各郡市(小・中) | 
| 9 | 第2回郡市部長研修会 第2回「中学生活と進路」編集委員会(中) | 
| 10 | 県研究指定校発表(2年次実践発表:桜川市立岩瀬西中学校) | 
| 11 | 第50回関東甲信越地区中学校進路指導研究協議会「埼玉大会」(中止) | 
| 12 | |
| 1 | 全国中学校進路指導・キャリア教育代表者研修会(部長) | 
| 2 | 第3回郡市部長研修会(郡市部長) 令和6年度県立高等学校入学者選抜学力検査及び特色選抜キャリア教育調査委員会:メール | 
| 3 | 高校入試に関する調査(県教育情報ネットワークアンケート) キャリア教育調査委員会:メール | 
