令和6年度 つくば市学校長会活動目標
つくば市学校長会は、つくば市教育大綱に示された最上位の目標である「一人ひとりが幸せな人生を送ること」のため、「みんなで支え合い、みんなが幸せを実感できるような教育」の実現を目指す。 本会は、今までの小中一貫教育及びICT教育の成果と課題を踏まえて、つくば市の教育を牽引していくという自覚と責任のもと、英知と情熱を結集し、学校教育のさらなる充実を図り、つくば市民の信頼と期待に応えるべき活動をしていく。 さらに、 学びのイノベーションの実現とGIGAスクール構想の推進に向けて確実に取り組んでいくとともに、 働き方改革を実現し、「令和の日本型学校教育」の構築を目指していく。
ここに、 つくば市学校長会は、下記の活動目標を定め、その具現化を期する。
1 学園・学校経営の質を高める研究と実践
(1)つくば市が目指す、 誰一人取り残さない学びの実現
・「教えから学びへ」、「管理から自己決定へ」の教育を展開する教員の資質能力の向上
・「非認知能力」を高める機会の確保
・各学園・学校の特色を生かしたカリキュラム・マネジメントの実施
・個に応じた指導と特別支援教育の推進
・多様な教育ニーズへの対応の推進 (校内フリースクール等)
(2)今日的課題に対応する小中一貫教育の充実
・地域・保護者と連携した学園・学校づくりの充実
・SDGsの視点に立った 「つくば21世紀型能力」の育成
・つくばGIGAスクール構想の推進
・人財育成と学校活性化を目指す教員評価の推進
・安全・安心な学園・学校づくりのための危機管理体制の整備と拡充
・いじめ・不登校・虐待等への積極的な対応
2 働き方改革の推進
(1)業務の明確化・適正化
・学校行事等を含む業務の見直しの継続 (キャップ、カット、 効率化)
・学園・学校運営組織等のスリム化の継続
・効果があった具体策についての情報の共有と実践
・働きがいが実感できる環境の実現
(2)保護者・地域・行政・外部団体との連携
・外部人材・サポートスタッフ等の効果的な活用
・ICT環境の有効活用
・連携・協働活動における積極的な情報発信
・実情に即した部活動の段階的な地域への移行
3 組織活動の充実
(1)小中一貫教育充実のための円滑な組織運営
・小・中学校部会、義務教育学校部会の計画的な実施と連携・協働
・各学園校長会の計画的開催と連携
・学園教頭会・学園教務主任会との連携
・学校運営協議会を核としたコミュニティ・スクール体制への段階的な移行
(2)学校長会研修の充実
・喫緊の課題を解決するための研究協議と実践事例の共有
・組織マネジメント力の向上に向けた研修の充実
・コンプライアンスの確保に向けた未然防止のための研修の強化
4 関係機関・団体・地域社会との連携強化
(1)県学校長会・県南ブロック協議会との連携
(2)市教育局 市こども部 児童相談所・警察 保健所等との連携
(3)市P連等諸団体や地域社会との連携