〈期日〉令和4年12月9日(金)

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、Zoomウェビナーによるオンライン(ライブ配信)研修としました。当日の研修に参加できなかった場合は、12月19日(月)~12月27日(火)までの期間、録画を視聴しての研修としました。

1.開会行事

茨城県養護教諭会長あいさつ  池内 千香子

2.講演

「ICTの活用を通じて教育の未来を創造する」
茨城大学准教授 小林 祐紀 先生

これからの学校には持続可能な社会の創り手を育むことが求められており、授業観をアップデートすることが必要であるという小林先生のお言葉から、子ども達の成長に携わる養護教諭として私達も日々アップデートしなければいけないと実感しました。
 探求的な学びや個別最適な学びを進めていくために必要不可欠とされるICTについて、様々なツールやコンテンツをご紹介いただきました。講演の途中で感想を共有してテキストマイニングの演習をしたり、Q&Aへの書き込みを行ったりと、実際にICTを活用しながら積極的に研修に参加することができました。
 また質疑応答では、小林先生が実践例などをもとに優しく柔らかに回答をしてくださり、会員からも温かなリアクションでの反応があるなど、ライブ配信ならではの双方向の研修となった。
 会員からは「ICTへ苦手意識があったが、少しずつでも挑戦してみようという気持ちになった。」「小林先生のお話はとても分かりやすく、勉強になった。ICTを効果的に活用できるよう積極的に研修していきたい。」などの感想が多く寄せられました。

3.実践発表

「養護教諭によるICT活用の実際」

発表者

つくば市立学園の森義務教育学校養護教諭林 なつみ 先生
水戸市立第二中学校養護教諭中森 未華 先生
茨城県立水戸特別支援学校養護教諭根本  睦 先生
茨城県立守谷高等学校養護教諭明珍 香苗 先生

 4人の先生方から、校種の異なる各学校でのICTの活用について発表がありました。MicrosoftやGoogleアプリ、zoom、Kahoot、canva、テキストマイニングなど様々なICTツールとその活用についての実践でした。健康教育の中での実践や業務の効率化だけでなく、個別の支援や情報共有等における数々の取組例から、より効果的で幅広い活用ができることを学びました。会員から画面越しに沢山のリアクションが寄せられ、心温まる研修となりました。
 事後アンケートには「とても刺激を受けた。『トライ&エラー』で挑戦してみたい。」「できるところから少しでもやってみようと思った。」「実際の実践例を紹介していただいき、本校で活用していく見通しを立てることができた。」など、今後のICT活用に関して前向きな声が集まりました。

4.諸連絡

茨城県教育庁学校教育部保健体育課健康教育推進室
 学校保健・安全担当指導主事 根本 久美子 先生 

※今後とも会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。