令和4年度 研究目標
社会的・職業的自立に向けたキャリア教育の在り方
~小学校からの発達段階に応じた体系的な基礎的・汎用的能力の育成を通して~
本年度の努力点
1 キャリア教育の方針の理解促進と教育課程への明確な位置付け
(1)各学校におけるキャリア教育に関する方針の明確化
〇 子供の発達段階に応じた課題や、それぞれの地域や学校の実態等を踏まえ、全体計画、指導計画の見直しと改善を図る。
〇 小中連携、小中一貫教育を視野に入れたキャリア・パスポートの作成
(2)教育活動全体を通したキャリア教育の取組
〇 キャリア教育との関連を教育活動全体を通して明確にする。
2 重視すべき教育内容・指導方法の研究と評価・課題
(1)多様で幅広い他者との人間関係の形成
〇 地域社会やNPO等、学校外の教育資源との連携・協力
(2)体験活動の効果的な活用
〇 職場見学や職場体験活動等を通じた体系的な指導の推進
(3)社会・経済の仕組みや労働者としての権利・義務等についての理解促進
〇 社会、経済、雇用等の基本的な仕組みとしての知識・理解
〇 税金、社会保険、年金や労働者としての権利・義務等の社会人・職業人としての知識・理解
(4)創意あるPDCAサイクルの推進
〇 各活動の発達目標や評価項目の設定と評価・改善
3 教職員の意識・指導力向上と活動実態体制の整備
(1)教職員の意識や指導力の向上
〇 全ての教職員がキャリア教育を正しく理解し、その意義と必要性を十分に認識し、実践する。
(2)効果的な実践のための体制整備
〇 家庭・地域社会と連携して、効果的に指導する。
活動内容
1「中学生活と進路」編集委員会
〇 茨城県版の部分を作成する。
〇 各地区の委員が執筆及び編集を行う。
2 キャリア教育調査委員会
〇 年度末、県内の各学校に私立・県立高校入試制度に関するアンケート調査を実施する。
〇 調査結果は、次年度に報告書として配布する。
3 キャリア教育研究推進委員会
(1)研究指定校2年次
〇 行方市立北浦中学校
(2)研究指定校1年次
〇 守谷市立御所ケ丘中学校
事業
1 第48回関東甲信越地区中学校進路指導研究協議会(東京大会)
〇 主 題 | 主体的に自らの未来を創造するキャリア教育の多様性と展望 ~充実した人生を送るキャリア教育~ |
〇 期 日 | 令和4年11月12日(土) |
〇 形 式 | オンライン開催 |
〇 分科会 | 各分科会発表はオンデマンド配信で実施 茨城県発表 小美玉市立美野里中学校 第3分科会「学級活動」:特別活動(学級活動)におけるキャリア教育 |